植物性女性ホルモンとも呼ばれるイソフラボンの抑毛効果
植物性女性ホルモン(エストロゲン)とも呼ばれる、イソフラボンの抑毛効果が注目されています。
イソフラボンは大豆などマメ科の植物に多く含まれていて、女性ホルモンであるエストロゲンと同じような働きをすることが知られています。
ホルモンバランスの重要性でも説明しましたが、ムダ毛の発生を抑えるためには、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量を保つことが重要です。
女性ホルモン(エストロゲン)そのものを直接補充することはなかなか難しいけれど、同じような働きをするイソフラボンなら、大豆などの食品経由でも補充できます。このため、大豆由来のイソフラボンは特に「大豆イソフラボン」と呼ばれたりもします。
大豆イソフラボンは比較的簡単に摂取できるので、ホルモンバランスを保つための補助食品とかサプリメントの原料として、非常に注目されています。
イソフラボンの効果を活用するには
イソフラボンは大豆などマメ科の植物に多く含まれているため、豆乳とか豆腐など、大豆を原料とした食品にも多く含まれています。
こうした食品を食べることで摂りいれることができるわけです。
豆乳とか豆腐は、もともと健康食品としても知られているものですから、積極的に普段の食生活の中に取り入れるようにすると良いです。
その他、イソフラボンが多く含まれる食品には次のようなものがあげられます。
イソフラボンを多く含む食品
日本には伝統的な大豆食品がたくさんあります。豆腐、豆腐加工品、ゆば、納豆、きな粉、おから、煮豆など、また大豆を原料とする調味料としてみそ、醤油などがあります。最近では、豆乳、豆乳飲料、調製豆乳なども増えています。
食品でイソフラボン(大豆イソフラボン)を積極的に摂りいれようとするなら、厚生労働省のサイトにしっかりとしたデータが掲載されていますので、ご紹介しておきますね。
厚生労働省:大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A
抑毛ローションは自作もできます
イソフラボン(大豆イソフラボン)による抑毛効果を狙った「抑毛ローション」は自宅で作ることができます。材料のメインは豆乳ですが、成分無調整の豆乳を使うことがポイントです。およそのレシピは次の通りです。
・成分無調整の豆乳 400mL
・レモン 1個
・消毒用エタノール 40mL
・コーヒーフィルターなどの濾し用具
成分無調整の豆乳を鍋に入れて火にかけます。60〜65℃に温まったところで、レモンを絞ったレモン汁を入れます。すると豆乳が分離し始めますので、ここで火を止めます。火を止めた後、鍋に消毒用エタノールを加えて、コーヒーフィルターなどで濾して出来上がりです。